ケアキロPWAウェブアプリとランディングページ制作完了。現在ユーザー10人。Flutterでモバイルアプリ開発に集中中。
ケアキロを本格的に走らせてる。現在ユーザー10人。

数字としてはまだ小さい。でも、Park Labsの中ではかなり重要な実験になっている。なぜなら、care-kiroは単なるアイデアやハッカソン作品ではなく、訪問看護の現場に近いところで触ってもらっているサービスだからだ。
care-kiroは、個人の看護師さんが直接使い始められるB2C的な入口と、訪問看護ステーションでの利用に広がるB2B的な入口の両方を持っている。公開ページでも、看護師向けの利用を前面に出しつつ、管理者向けは準備中という位置づけになっている。だから、今の10人は単なるアクセス数ではなく、どちらの方向に伸ばすべきかを見極めるための初期ユーザーでもある。
🛠️ PWAウェブアプリ完成
PWAで先に作った。看護師さんたちが現場で使うにはモバイルからすぐアクセスできないといけないけど、アプリストアの審査を待ってる時間がもったいなくてPWAで先に配った。ホーム画面に追加すればアプリみたいに使えるから。
オフライン対応も入れた。訪問看護の現場はいつもネットが繋がるわけじゃないから。
PWAを先に選んだ理由は、スピードだけではない。初期段階では、アプリストアに出す前に「そもそもこの導線で使われるのか」を確かめたかった。現場の人にURLを渡して、すぐ試してもらう。修正したらすぐ反映する。これができるのは大きい。
訪問看護の業務は、机の前で完結しない。移動中、訪問先、事務所に戻った後、隙間時間。入力するタイミングが分散している。だからスマホで開きやすいこと、通信が不安定でも最低限使えること、入力画面が複雑すぎないことが大事になる。
🎨 ランディングページ
care-kiro.comのランディングページも作った。「訪問看護の記録をもっと簡単に」という価値を、最初に見た人がすぐ理解できるページにしたかった。看護師さんの一日を、もっと楽しく、もっとスムーズにする。そこが今の中心メッセージだ。
訪問看護向けのサービスは、派手なLPよりも安心感が必要だと思う。AIや自動化を強く打ち出しすぎると、かえって不安に見えることがある。現場の人が知りたいのは「すごい技術」よりも、「日々の記録や確認が本当に楽になるのか」「個人情報や業務データをきちんと扱えるのか」「導入して現場が混乱しないか」だ。
今のランディングページはまだ改善余地がある。特に、公開ページで見せている主要機能を、もっとわかりやすく伝えたい。
看護師向けの価値をまず明確にし、その上でステーション向けの導線をどう見せるかを整理したい。最初から全部を同じ重さで出すと、誰のためのサービスなのかがぼやけてしまう。
💎 Flutterモバイルアプリ開発中
PWAだけだと限界があるからFlutterでネイティブアプリの開発を始めた。React Nativeも検討したけど、Flutterの方が一人で開発するには速いという判断だった。iOS/Android同時対応できるのがポイント。
ただFlutterは初めて使うからラーニングカーブがある。Dartの文法はすぐ慣れたけど、ウィジェットツリーの構造がまだちょっと馴染めない。
ネイティブアプリにしたい理由は、通知、カメラ、オフライン同期、ホーム画面からの起動体験をもっと自然にしたいからだ。PWAでもかなりのことはできるけど、業務で毎日使うなら、アプリとしての安定感はやっぱり欲しい。
ただし、今すぐPWAを捨てるつもりはない。PWAは検証の速度が速い。Flutterは現場での使いやすさを上げるための次の層。まずPWAでフィードバックを集めて、固まった導線をFlutterに持っていく方が、ひとり開発では現実的だと思っている。
🧪 初期ユーザーから見えてきたこと
ユーザー10人まで増えて、机上の想像と現場の使い方が違うことが少しずつ見えてきた。
まず、入力項目は少ない方がいい。開発者目線では「これも記録できた方が便利」と思って項目を増やしがちだが、現場では入力の手間になる。特に訪問直後は時間が限られている。細かく管理できることより、短時間で確実に残せることの方が大事だ。
次に、ステーションで使われる形に広げるなら、共有や確認の導線も考える必要がある。看護師個人が便利に使えるだけでも価値はある。ただ、組織として継続利用するには、入力した記録やレポートがどう共有されるのかも重要になる。これは後の015番ノートにつながる大きな気づきだった。
そして、フィードバックはかなり具体的だ。「このボタンの位置が使いにくい」「日誌のフォームにこの項目を追加してほしい」「この画面は訪問前に見たい」みたいな声が来る。これは本当にありがたい。抽象的な市場調査より、実際に触っている人の一言の方が強い。
📊 ユーザー10人の意味
数字だけ見ると大したことないけど、care-kiroのような業務寄りのサービスでは、1人が実際に使ってくれる意味が大きい。今は知り合いの看護師さん中心だけど、実際に使いながら出てくるフィードバックがあるから方向性を決めるのに助かってる。「このボタンの位置が使いにくい」「日誌のフォームにこの項目を追加してほしい」みたいな具体的なフィードバックが来る。
care-kiroの10人は、広告で集めた匿名ユーザーではない。顔が見える初期ユーザーだ。だから数字以上に重い。実際の現場で困っていること、使い続けるために必要なこと、逆に不要な機能が何かを教えてくれる。
Park Labsでは、いろいろな実験を同時に走らせている。でもcare-kiroは、今のところ最も「現場に近い」実験だと思う。収益はまだ出ていない。機能も足りない。だけど、実ユーザーがいて、フィードバックがあり、次に作るべきものが見えている。この状態はかなり貴重だ。
🎯 次にやること
次はFlutterアプリのMVPを完成させてアプリストアに出すのが目標だ。
短期的には、次の順番で進める。
care-kiroは派手なサービスではない。でも、ちゃんと使われれば現場の小さな負担を減らせる。Park Labsの中でも、かなり地に足のついた実験になってきた。